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【懲役23年判決確定】当時19歳の女の被告側と検察側それぞれ上訴権を放棄、意見陳述で「下された刑に従う覚悟はできている」【旭川女子高校生殺人】

2025年03月14日(金) 13時07分 更新

判決公判の女の法廷内スケッチ(7日 旭川地裁)
判決公判の女の法廷内スケッチ(7日 旭川地裁)

北海道旭川市で、当時17歳の女子高生を橋から転落させ、殺害したなどとして、旭川地裁で7日、懲役23年の判決が出ていた犯行当時19歳の女について、被告人、検察庁の双方が控訴する権利を放棄したため、14日付で判決が確定しました。

旭川市の犯行当時19歳の女は去年4月、内田梨瑚被告22歳と共謀し、女子高生を車で連れ去り、旭川市郊外の橋から転落させて殺害した罪などに問われ、旭川地裁は7日、女に懲役23年の判決を言い渡していました。

内田梨瑚被告(22)
判決に対する控訴期限は21日でしたが、旭川地裁によりますと、女から12日に、検察庁から14日に、それぞれ上訴権を放棄する手続きが取られたため、14日付で懲役23年の地裁判決が確定しました。

事件現場(24年 北海道旭川市)
女は、裁判の最終意見陳述で「自分に下された刑に従う、覚悟はできている」などと述べていたほか、旭川地検は判決後「主張・立証が概ね受け入れられ、適切な判決が得られたものと考える」としたコメントを出していました。

事件現場(24年 北海道旭川市)
犯行を主導したとされる内田被告の裁判の日程は、まだ決まっていません。

内田梨瑚被告(22)

北海道ニュース24