かつて捕獲頭数日本一の“捕鯨のマチ”で学校給食にクジラ肉を使ったメニューが登場 地元を代表する伝統食材の美味しさに小学生も大満足 北海道釧路市
2025年03月07日(金) 17時15分 更新
北海道釧路市の小学校では、クジラ肉を使ったメニューが給食に登場し、子どもたちは、その美味しさを知りました。
子どもたち「いただきます」
待ちに待った給食の時間。子どもたちが美味しそうに食べているのは、クジラ肉を使ったメニューです。
7日、釧路市の湖畔小学校では、給食にクジラ肉を使った『中華そぼろ』が提供されました。
釧路沿岸では捕鯨が盛んで、1950年代には捕獲頭数が日本一になるなど、クジラ肉は、地域を代表する伝統的な食材です。
釧路市では、子どもたちにクジラ肉のおいしさを知ってもらうため、2004年から学校給食にクジラ肉が使われています。
今回は、たんぱく質が豊富で脂質が少ないクジラ肉を、甘じょっぱい中華風に味付けしました。
児童「初めて食べたら、とても美味しかった」
子どもたち「また食べたいです」
釧路市内のほかの小中学校では、今月10日にクジラ肉を使った給食が提供されるということです。