ホタテ漁船がかご引き揚げ中に転覆 57歳船長ら男性5人のうち3人救助、29歳と48歳の乗組員2人不明 北海道・苫前町10キロ沖
2025年02月16日(日) 21時25分 更新
JNNニュースで放送
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16日午後3時ごろ、北海道の苫前町沖でホタテ漁をしていた漁船が転覆し、乗っていた男性5人のうち2人が行方不明になっています。
16日午後3時ごろ、北海道苫前町のおよそ10キロの沖合で、第二十八三宝丸(北るもい漁協苫前支所所属、9.7トン)が転覆しました。
留萌海上保安部によりますと、第二十八三宝丸はホタテ漁船で、当時はホタテのかごを揚げる作業をしていたということです。北るもい漁協苫前支所(16日夜)
この船には57歳の男性船長と25歳から48歳の乗組員4人が乗っていて、このうち船長を含む3人は近くにいた漁船に救助されましたが、乗組員の堀井直樹さん(29)と金野仁泰さん(48)の2人の行方がわからなくなっています。北るもい漁協苫前支所(16日夜)
救助された3人のうち2人は病院に運ばれ、低体温症はあるものの命に別条はないということです。北るもい漁協苫前支所(16日夜)
もう1人にけがはありませんでした。
現在、留萌海上保安部の巡視船などが出動し、行方が分からなくなっている2人の捜索を行っています。苫前漁港(16日夜 北海道苫前町)
苫前漁港(16日夜 北海道苫前町)