オホーツク海沿岸の“流氷のマチ”に本格的なシーズンがやっと到来 北海道網走で『流氷接岸初日』を観測 平年より13日、去年より26日も遅い接岸
2025年02月17日(月) 17時24分 更新
海を埋め尽くす氷。北海道網走市に、本格的な流氷の季節到来です。
17日朝、網走地方気象台は、流氷が接岸し、船が航行できる水路がなくなったとして『流氷接岸初日』を発表しました。
平年より13日、去年より26日も遅い観測です。
網走市の観光砕氷船『おーろら』にとっては、ここからが本領発揮のシーズンです。
愛媛からの観光客
「海に氷が浮いているのが新鮮」
「温暖化の影響で(流氷が)遅れてきていると聞いて、今年はどうなのかと心配だったが、きょうは見られてラッキーでした」
オホーツク沿岸では、紋別市が2月14日に『流氷接岸初日』を発表しています。
HBCウェザーセンターによると、今週後半も北風が続くため、流氷の接岸する範囲が広がりそうとのことです。
こうした中、17日の網走では、観光客が流氷の上を歩く、一部の観光客の姿も目撃されたとのことです。
当たり前のことですが、流氷の間から落ちると冷たい海です。流氷の上に立つことは、大変危険なので絶対にやめましょう。