ニュース

Official Account

走行中の特急列車に雪の塊が落ちたか 車両損傷で特急2本が運休 JR北海道が損傷した車両の画像公開

2025年03月10日(月) 14時27分 更新

『ユニットクーラーカバー』の衝撃痕(提供・JR北海道)
『ユニットクーラーカバー』の衝撃痕(提供・JR北海道)

JR北海道は10日、特急列車に使用していた車両で損傷が見つかったと発表しました。

けが人はいませんでしたが、この影響で、運休と遅れが発生しました。

車両の損傷が見つかったのは、10日午前6時29分に札幌発、旭川行き予定だった「特急ライラック1号」です。

『パンタグラフ』の屈曲(提供・JR北海道)
JR北海道によりますと、当該車両は9日に「特急ライラック48号」として、午後10時に旭川駅を出発し、午後11時半前に札幌駅に到着しました。

その後、札幌運転所で車両の点検を行っていたところ、作業員が車両上部にある『パンタグラフ』の屈曲と、『ユニットクーラーカバー』の衝撃痕を発見したということです。

JR北海道は、損傷した車両が10日に走行予定だった、「特急ライラック1号」と、「特急ライラック14号」を全区間運休としています。

特急2本を運休としたJR北海道
また、「特急カムイ12号」が30分遅れとなりました。

損傷の原因や、いつから損傷していたのかはわかっていませんが、JR北海道は走行中に雪の塊が落ちてきた可能性があるとしています。

北海道ニュース24