「大阪・関西万博」北海道から多くの企業・団体が参加…デザイン家具にパラファッションショーなど 万博のシンボル「大屋根リング」の設計・監修は東神楽町出身の建築家
2025年04月11日(金) 15時56分 更新
4月13日に開幕する「大阪・関西万博」。約半年間にわたる祭典で、北海道の魅力も世界に発信されます!
4月11日朝の総理官邸。出勤した石破総理を出迎えたのは…。
大阪・関西万博 公式キャラクター ミャクミャク
「ミャクミャクはいつでもみんなのそばにいるよ。みんな友だち、味方だよ」
「大阪・関西万博」の公式キャラクター、ミャクミャクです。
大阪・関西万博 公式キャラクター ミャクミャク
「大屋根リングに一緒に上りたいなー」
石破総理:「そうだね~」
約160の国と地域が参加し、世界の文化や最先端技術などを発信する今回の万博。
“いのち輝く未来社会のデザイン”をテーマに、10月まで開催されます。
来場した子どもたち
「(誰に会いたいですか?)ミャクミャクです。マクマクです」
道内からも多くの企業や団体が参加します。
北海道から出展する旭川の企業
「さまざまなデザインの建築があり、ものすごい見ごたえがあった」
日本理美容福祉協会 帯広センター・森田浩幸代表
「車いすの人も普通の着物が着られることをわかってもらえれば」
北海道の魅力やアイデアを世界に!「大阪・関西万博」を深掘り取材しました。
万博に参加する道内企業の一つ、旭川家具を製作する「カンディハウス」です。
カンディハウス 藤田哲也 会長
「こちらが今回、万博に提供している同じデザイン(の椅子)です。デザイナーは海の中にいるウニをモチーフにしてデザインした。皆さんからゾウのようなイメージがあると、動物的な様子に見える」
美しい曲線が特徴の椅子。
複雑なラインを木材で表現していて、職人が熟練の技で、一つ一つ手作りしています。
カンディハウスが参加する会場では、全国22の企業・団体が自慢のデザイン家具を出品。
カンディハウスは、5脚の椅子を展示し、来場者に座ってもらって品質の高さをアピールします。
カンディハウス 藤田哲也 会長
「(旭川家具は)北海道の広葉樹の質の高い材料と、世界に通じるデザインが非常に重要で、あとは技術技能。この3つが旭川家具の強み・特長」
北海道の木材で職人が作り出すデザイン家具は、今回の万博のテーマにも通じるといいます。
カンディハウス 藤田哲也 会長
「(万博のテーマが)“いのち輝く未来社会のデザイン”ということで、過去の万博の中で“デザイン”を入れたテーマは1度もなかった。その取り組みを国内の人だけではなく、世界の人に見ていただきたい」
さらに帯広が発祥のイベントも、万博での開催が決まりました。
日本理美容福祉協会 帯広センター 森田浩幸代表
「もう、『やった!』って、感動ですね。『決まった!よかった』って感じです」
2023年に帯広市で開かれたファッションショー「パラコレクション」の様子です。
モデルは、車いすを利用する人や高齢者。一枚の着物を裁断せず、車いすの利用者に着付けしているんです。
帯広市で訪問理美容を行っている森田さんの発案で4年前に始まりました。
万博では17日に、約15人がショーに登場します。
日本理美容福祉協会 帯広センター 森田浩幸代表
「万博に出るということで、今までにない舞台に出るので、みなさんかなり興奮していた。海外の人にも日本の着物文化と、車いすでも着物を着られるのを見て、いろんなことを感じてほしいと思う」
■大阪万博に出展する道内企業は他にも
旭川市の木材加工会社、広葉樹合板が開発した、立ったまま仮眠ができる「リフレッシュカプセル」。
ハワイなど世界各地のリゾート地や、森や川などの大自然をVR映像や風、匂いでカプセル内に再現し、眠気を誘います。
2台を万博の会場に設置し、4月22日から5月5日まで体験することができます。
■万博会場のシンボル「大屋根リング」は北海道出身者が大きく関与
円形の大屋根リングは1周約2キロで、世界最大の木造建築物としてギネス世界記録に認定されました。
屋上部分は来場者が自由に歩くことができます。
設計・監修は東神楽町出身の建築家、藤本壮介さんです。
4月13日から10月13日までの184日間、開催される万博。
準備の段階では、人手不足でパビリオンの建設が間に合わないなど、日本が抱えるさまざまな課題が浮き彫りにもなりました。
世界への魅力発信と共に、これからの日本の課題の解決にもつなげてほしいと思います。