灯油など約3800キロリットルを積んだタンカー『さんわ丸』が座礁 サルベージ船によるえい航作業が始まる 浸水や油の流出はなし 北海道函館市・恵山岬
2025年01月07日(火) 12時00分 更新
6日夜、北海道函館市の恵山岬の沿岸で、タンカーが座礁しました。
けが人はいないということで7日午前現在、えい航作業が進められています。
6日午後6時すぎ、函館の恵山岬の沿岸で、灯油など約3800キロリットルを積んだタンカー『さんわ丸』が座礁しました。
函館海上保安部によりますと、乗員11人にけがはなく、船の浸水や油の流出も確認されていません。
藤田忠士記者
「サルベージ船が動いてないように見えますが、実は沖に進んでいます。ロープでつながれたタンカーは全く動いていません」
7日午前9時ごろから民間のサルベージ船が、えい航作業を始めています。
『さんわ丸』は北海道苫小牧から秋田に向かっている途中で座礁したもので、当時の海域は雨、風速は5メートルで、波はありませんでした。
海保が引き続き、原因を調べています。