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夏休み初日の小学2年生の男児、ごみ収集車にはねられ死亡…現場は小学校に近い交差点の横断歩道、左折ではねた 1人で運転兼ごみ収集の57歳その場で逮捕「相手のお子さんに申し訳ない」 北海道小樽市

2024年07月23日(火) 11時01分 更新

小学2年生の男児をはねた、ごみ収集車(23日午前、小樽市)
小学2年生の男児をはねた、ごみ収集車(23日午前、小樽市)

 23日午前、北海道小樽市の交差点で、小学2年生の男の子がごみ収集車にはねられ、搬送先の病院で、死亡が確認されました。

 23日午前10時40分ごろ、小樽市新富町の交差点で「ごみ収集車と歩行者の事故で、小学生男児が意識なし、頭部出血」という通報がありました。

現場は、潮見台小学校近くの横断歩道ある交差点
 警察によりますと、夏休み初日の小学2年生の男の子がごみ収集車にはねられ、心肺停止の状態で搬送されました。

男の子は、小樽市若竹町に住む、濵尚志くん7歳で、搬送先の病院で、死亡が確認されました。

小学校2年生の男児、心肺停止で搬送 
 現場は潮見台小学校に近い、坂の途中の信号機のある交差点の横断歩道で、ごみ収集車が左折した際、濵くんをはねたとみられています。

ごみ収集車を運転の57歳の男を逮捕
 警察は過失運転傷害の疑いで、ごみ収集車を運転していた小樽市赤岩の会社員、友田誉士生(ともだ・よしお)容疑者57歳をその場で逮捕しました。

57歳の男は「相手のお子さんに申し訳ない」などと供述
 友田容疑者は1人で運転とごみの収集にあたっていて、取り調べに対しては「相手のお子さんに申し訳ない」などと話し、容疑を認めているということです。

ごみ収集車の関係者は「左折中に男児を巻き込んだと聞いている」
 一方、ごみ収集車の関係者は取材に対し「左折中に男児を巻き込んだと聞いている」などと話しています。

警察は、車体の助手席側を重点的に調べる
 警察は、引き続き、事故の状況を詳しく調べています。