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札幌の奥座敷“定山渓温泉”でクマの目撃が相次ぐ 29日にはホテルの駐車場で1頭が目撃され、30日には国道230号線を横切る姿が…同じ個体の若いクマの可能性 札幌市南区

2024年09月30日(月) 17時29分 更新

北海道札幌市の定山渓では、9月25日からクマの目撃が続いていて、警察や市が警戒を強めています。



草やぶをよじ登ろうとするクマ。

27日、札幌市南区定山渓で住民が車の中から撮影しました。

定山渓では25日から6日連続でクマの姿や痕跡が見つかっています。



27日と28日には足跡が見つかり、9月29日午後7時ごろと9時ごろにはホテルの駐車場にクマ1頭の姿がありました。

また、30日午後0時半ごろには国道230号線を横切るクマが目撃されました。



いずれも体長1メートルほどで同じ若いクマとみられています。

9月30日昼ごろから市の職員が改めて周辺を調べると、国道のそばでクマのふんが見つかりました。

札幌市 熊対策調整担当 清尾崇係長
「親から離れた後、若いクマですのでふらっと市街地に出てきたという行動かと」



これまでのところ人や畑への被害はありませんが、警察や市が警戒を強めています。