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【速報】知床沖で観光船沈没事故 運航会社社長の桂田精一被告の保釈請求認められる…業務上過失致死の罪 釧路地検は準抗告

2024年10月10日(木) 14時30分 更新

保釈請求が認められた「知床遊覧船」社長 桂田精一被告(61)(2024年9月 網走海上保安署)
保釈請求が認められた「知床遊覧船」社長 桂田精一被告(61)(2024年9月 網走海上保安署)

2022年4月、北海道・知床沖で観光船が沈没し、26人が死亡・行方不明になった事故で、釧路簡裁の裁判官は10日、業務上過失致死の罪で起訴されている運航会社の社長、桂田精一被告61歳の保釈請求を認めました。

知床遊覧船の社長、桂田精一被告は、2022年4月、運航管理者としての義務を怠り、観光船「KAZUⅠ」を知床沖で沈没させ、乗客乗員を死亡させた業務上過失致死の罪で9日に起訴されていました。

桂田被告の保釈を認めた釧路簡裁
桂田被告の弁護側は9日付で保釈請求を行い、釧路簡裁の裁判官は10日、この保釈請求を認めました。

今後、保釈保証金が支払われれば、桂田被告は保釈される予定です。

網走港で陸揚げされる観光船「KAZUⅠ」(2022年6月)
一方、釧路地検は、釧路簡裁の裁判官の処分を不服として、10日付で準抗告を行なっています。

北海道ニュース24