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漁港の約200メートル沖で小型漁船が転覆 船の近くでライフジャケット着用の船長(73)が漂流 海保のヘリが救助するも搬送先で死亡を確認 北海道根室市

2025年01月14日(火) 17時59分 更新

14日、北海道根室市の漁港沖で小型の漁船が転覆し、1人で乗っていた73歳の船長が死亡しました。

14日午前10時半すぎ、根室の珸瑤瑁(ごようまい)漁港の約200メートル沖で、歯舞漁協所属の漁船が航行できなくなっているのを漁協が陸地から確認し、根室海上保安部に通報しました。



通報者は…
「いま波が起きているところ、あの辺に人がいた。これはもう、ただごとではないなと思った」



海保が巡視艇とヘリコプターで現場海域に向かったところ、発煙筒がたかれ、転覆した漁船の近くでライフジャケットを着用した船長の多田善一さんが漂流しているのが見つかりました。



多田さんは、ヘリに救助されましたが、心肺停止の状態で、運ばれた病院で死亡が確認されました。



当時、現場海域では、約5メートルの風が吹き、波は約1.1メートルあったということで、海保が転覆の原因を調べています。

北海道ニュース24