法人税など最大10年優遇へ 北海道と札幌市がGX関連企業誘致 脱炭素化社会の実現に向けて2025年度からの実施目指す
2024年11月07日(木) 17時15分 更新
北海道と札幌市は、脱炭素化を進める国内外のGX=グリーントランスフォーメーション関連企業を北海道内に誘致するため、進出企業を対象に地方税を優遇する案をまとめました。
優遇の対象となるのは、洋上風力発電や水素などの再生可能エネルギー事業、それに次世代半導体の製造や、データセンター事業など脱炭素化に取り組むGX関連企業や投資などです。
最初の5年間は、法人住民税など企業にかかる道税や札幌市税を全額免除するなど、最大で10年間優遇します。
このうち北海道は7日、この案を道議会で示しました。
北海道庁担当者
「本道の立地優位性を、十分確保できる制度とする」
北海道は、この優遇税制を来年度から実施することを目指し、企業の誘致や投資を呼び込みたい考えです。