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ハヤブサの死骸から鳥インフルエンザ検出…北海道内で今シーズン初、高病原性かどうか遺伝子検査へ 半径3キロ圏内に養鶏場などなし 北海道乙部町

2024年10月01日(火) 19時01分 更新

北海道南部の乙部町で見つかった死んだハヤブサから、鳥インフルエンザの陽性反応が確認されました。北海道内で鳥インフルエンザの陽性反応が確認されたのは、今シーズン初めてで、高病原性かどうか今後、遺伝子検査を行います。



北海道は1日、乙部町で先月30日に回収された死んだ野生のハヤブサ1羽を環境省が簡易検査を実施したところ、「A型鳥インフルエンザウイルス」の陽性反応が確認されたと発表しました。



北海道内で鳥インフルエンザの陽性が確認されたのは、今シーズン初めてです。



環境省は今後、このウイルスが高病原性かどうかを確かめるため、国立環境研究所に依頼して遺伝子検査を行います。



北海道によりますと、死んだハヤブサを回収した場所から半径3キロ圏内に、養鶏場などは無いということですが、半径10キロ圏内で、ほかにも死んだ鳥や大量死などの異状がないか監視を強化するとしています。