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89歳の妻を殺害…94歳男の裁判員裁判「間違いありません」と起訴内容を認める 弁護側は被告の“介護疲れ”を主張 札幌地裁
2024年07月16日(火) 17時10分 更新
去年11月、北海道札幌市豊平区の自宅で、当時89歳の妻を殺害した罪に問われている94歳の男の裁判員裁判で、男は起訴内容を認めました。
札幌市豊平区の無職上牧道雄被告94歳は、去年11月、自宅で当時89歳の妻、英代さんの首をひもで締めて殺害した罪に問われています。
16日の初公判で、上牧被告は「間違いありません」と述べ、起訴内容を認めました。
検察は殺害時の状況から「首にひもをつけて殺害するのは悪質性が高い」などと指摘。
一方、弁護側は「上牧被告が妻との無理心中を考えたのは4年以上にわたる妻の介護疲れに起因するもの」と主張しました。
裁判は17日も開かれ、証人尋問などが行われる予定です。