「インプラント治療代貸して…」当時交際中の60代男性から現金46万円だまし取ったか 57歳の女逮捕 パソコン代やがん治療費など「いろんな理由を作ってだまし取った」と供述も
2025年03月12日(水) 09時26分 更新
詐欺の疑いで無職の女（57）を逮捕した札幌厚別警察署
当時交際していた男性に対し、インプラントの治療代を貸してほしいなどとうそを言って、現金46万円をだまし取ったとして、57歳の無職の女が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、札幌市厚別区住む無職の女（57）です。
女は、2022年11月ごろ、当時交際していた60代男性に対し、治療していないのに「歯のインプラント代としてお金を貸してほしい」などとうそを言って、厚別区内の路上に駐車した車の中で、現金46万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、今年1月に入って、被害男性から「交際していた女性に200万円以上貸したが返してくれず、だまされたと思う」と警察に相談がありました。
警察が被害者や歯科医院から話を聞くなどして調べたところ、治療実態がないことがわかり、女の逮捕に至りました。
警察の調べに対し、無職の女（57）は「生活に困窮していた」と話していて「いろんな理由を作ってお金をだまし取った」と容疑を認めているということです。
警察によりますと、女は、被害男性に対し、インプラント代のほか、パソコン購入代やがんの放射線治療代など、さまざまな理由を言って金をだまし取っていたとみられ、余罪など詳しく捜査していく方針です。