【旭川女子高校生転落殺人】当時19歳の被告の女に判決へ 検察「極めて残虐かつ悪質」懲役25年求刑、弁護側「更生の可能性も高い」
2025年03月07日(金) 11時56分 更新

北海道旭川市で当時17歳の女子高校生が橋から落とされ殺害された事件の裁判員裁判で、7日午後、当時19歳の被告の女に判決が言い渡されます。
犯行当時19歳の特定少年にあたる被告の女は去年4月、主犯格とされる内田梨瑚被告(22)と共謀し、女子高校生を車で連れ去り、旭川市郊外の橋から転落させて殺害した罪などに問われています。内田梨瑚被告(22)
被告の女は初公判で起訴内容を認めていて、裁判は女の役割と量刑が争点となっています。初公判の女のスケッチ
検察側は「犯行は極めて残虐かつ悪質で、責任は内田被告と大きく異なるものではない」として懲役25年を求刑。事件の現場(24年6月 北海道旭川市)
これに対し、弁護側は「立場は従属的で更生の可能性も高い」として懲役15年が妥当だと主張しています。
判決は午後3時に言い渡されます。転落を再現する警察の検証(24年6月)