北海道と札幌市、道内進出企業などに対し地方税優遇制度導入へ 最大10年間 GX関連の企業誘致に向けた取り組み
2024年11月06日(水) 11時47分 更新
北海道と札幌市は、脱炭素化に向けた企業誘致を進めるため、最大10年間、道内に進出する企業などの地方税を優遇する方針を固めました。
関係者によりますと、道と札幌市が地方税を優遇する対象は、脱炭素化に向けた洋上風力や水素のほか次世代半導体などGX=「グリーントランスフォーメーション」に関する9つの分野です。
最初の5年間で法人住民税や固定資産税といった7種類の税を全額免除するなど、最大で10年間、税を優遇するとしています。
道と札幌市がGX関連の企業誘致のために独自の税制優遇制度を設けるのは初めてで、近く議会に具体案を示し、2025年度からの実施を目指す考えです。