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マッチングアプリで知り合ったロシア国籍の女と性行為、現金支払い拒むと暴力団の名刺見せる男…17万円を恐喝容疑で約7か月後に逮捕、どちらも37歳の男女「おおむね流れは同じですが、細かい言葉は違います」「全く身に覚えがありません」

2024年08月02日(金) 08時12分 更新

恐喝事件として捜査している札幌豊平警察署
恐喝事件として捜査している札幌豊平警察署

 去年12月、札幌市豊平区で、ロシア国籍の女がマッチングアプリで知り合った20代の男性に対し、因縁をつけて現金17万円を脅し取ったとして、女と、共謀の会社員の男が逮捕されました。

 恐喝の疑いで逮捕されたのは、どちらも37歳で、名古屋市千種区に住む会社員の男と、ロシア国籍で、札幌豊平区に住む無職の女です。
 警察によりますと、去年12月25日、女は自宅で、マッチングアプリで知り合った札幌白石区の20代の男性と性行為に及びました。
 その後、女は現金を求めましたが、男性に拒まれると、男に連絡。
 そこに現れた男は、暴力団の名刺を見せた上で「俺みたいなヤツが来てるんだから、払うしかないぞ。もし、ここで払わないなら、警察に訴えに行くぞ。俺に15万、女に2万支払え」などと因縁をつけ、ATMから引き出させた現金17万円を脅し取った疑いが持たれています。
 翌日、男性から「マッチングアプリで知り合った女と、暴力団を名乗る男に現金を脅し取られた」という相談を受け、警察は捜査に着手。
 裏づけをすすめ、事件発生からほぼ7か月の1日午前、2人を相次いで逮捕しました。
 取り調べに対し、名古屋市の会社員の男は「おおむね流れは同じですが、細かい言葉は違います」。
 ロシア国籍の女は「全く身に覚えがありません。(共謀した)男も知りません」などと、それぞれ話しているということです。
 警察は引き続き経緯などを詳しく調べ、容疑の裏づけをすすめています。