保険代理店を運営とウソ「運用資金を出して」「100万円で5万円の利子」親戚の77歳女性から1700万円詐取容疑 58歳の男「間違いありません」
2025年01月22日(水) 21時59分 更新
2018年8月ごろ、77歳の親戚の女性に対し、保険会社の代理店を運営しているとうそをつき、運用資金名目で1700万円をだましとったとして、58歳の男が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは、札幌市豊平区水車町7丁目の配送業、近野貴博容疑者58歳です。
近野容疑者は、2018年8月ごろ、親戚の77歳の女性に対し、保険会社の代理店を運営していると偽り「運用資金を出してくれないか」「100万円に対して5万円の利子がつく」などとうそを言って、女性から2回にわたり1700万円をだまし取った疑いが持たれています。
警察によりますと、2021年6月、被害に気づいた女性が、近野容疑者にだまされたと告訴状を出して事件が発覚。
警察は、裏づけ捜査を進め、容疑が固まったため、告訴状を受理してから約3年半たった22日、近野容疑者を逮捕しました。
取り調べに対し、近野容疑者は「だましてお金をとったことは間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
警察は、だまし取った金の使い道や余罪の有無を調べています。