「息子を何度もビンタした」10歳未満の男の子に虐待 児童相談所の通報で事件発覚 北海道網走市
2025年04月12日(土) 15時40分 更新

10日夜、北海道網走市で10歳未満の息子の顔面を殴る暴行を加えて、けがをさせたとして42歳の父親が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、網走市に住む42歳の団体職員の男です。
この男は10日午後9時ごろ、自宅で同居する10歳未満の長男の顔面を複数回殴打する暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
長男は男の実子で、全治1週間のけがをしましたが、命に別状はないということです。
警察によりますと、事件翌日の11日、北見市の児童相談所から警察に通報があったことで事件が発覚。
警察は児童相談所の通報内容を明らかにしていませんが、12日朝、自宅付近で男を逮捕しました。
警察の取り調べに対し、42歳の男は「息子を何度もビンタしました」と容疑を認めているということです。
警察にはこれまでに、この家族を巡るトラブルや相談などはありませんが、警察は児童虐待事案として、男が犯行至ったいきさつや日常的な虐待がなかったかなど捜査を進めています。