道路の空洞の原因は?「情報を見ながら推定していく」専門家が水道管などを現地視察も、原因わからず
2025年04月18日(金) 17時01分 更新
2月に空洞が見つかった札幌市清田区の道道で、18日、札幌市の検討委員会による現地確認が行われました。
札幌市清田区真栄3条2丁目の道道では、2月に長さ11メートル、深さ4メートルの空洞が見つかりました。
砕いた石で埋め戻して仮復旧したものの、空洞ができた原因はわかっておらず、札幌市が原因究明に向けた調査を進めています。
18日は土木などの専門家が現地を訪れ、ボーリング調査で得た土壌の状況や川の側に埋められた水道管の状態などを確認しました。直接的な原因は分かりませんでした。
室蘭工業大学大学院 工学研究科 木幡行宏教授
「ざっと見た感じ、これといった原因はわからない。集まった情報を見ながら、(原因を)推定していく。」
専門家による調査結果は、8月ごろまでにまとまる見通しです。