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自民党北海道9区 立候補予定者選考“やり直し” 堀井学氏の後任に34歳の会社経営者、松下英樹氏を選出 自民党本部に推薦方針 

2024年10月01日(火) 09時38分 更新

 裏金問題をめぐり議員辞職した堀井学氏に代わる候補者として、自民党北海道9区支部は9月30日の選考委員会で、34歳の会社経営者の男性を選出し党本部に推薦することを決めました。



松本雅裕記者
「苫小牧市内の会場では次の衆院選の立候補予定者を決めるやり直しの投票が行われています」

自民党北海道9区支部が30日開いた選考委員会。

投票の結果、次の衆院選の立候補予定者に東京のコンサルティング会社社長、松下英樹氏34歳を選出し、党本部に推薦することを決めました。

松下氏は支部の候補者選考に応募し、9月8日の討論会では国政に懸ける思いを胆振・日高地方の党員らに訴えていました。



松下英樹氏
「新しい人材が今の政治、自民党には求められています。胆振・日高の選出の議員としてしっかりと取り組んでいかなければならない」

この選考では松下氏を含む3人が名を連ねていました。





しかし、選考委員の1人が候補者の1人について「支部長として適さない」などと発言。

ほかの委員の投票に影響した可能性があるとして投票をやり直す異例の事態となっていました。



30日の選考委員会で行われた「再投票」では得票数は非公表でしたが、トップの票数を得た松下氏が候補予定者に選ばれました。

松下氏はHBCの取材に「選考プロセスに不満はない。短期決戦になるので、胆振・日高のために必要と思ってもらえるよう選挙戦を勝ち抜けたい」と話しています。



北海道9区では立憲民主党は現職の山岡達丸氏、共産党は新人の立野広志氏が立候補を表明しています。