【すすきの首切断殺人事件】「激しく怒ると止められず…」瑠奈被告の母親が証人尋問 娘と両親の関係性が明らかに
2025年01月29日(水) 20時55分 更新
札幌・ススキノのホテルで男性が殺害されて首を切断され、女とその両親が逮捕された事件。
きょう、5回目となる父親の裁判員裁判では母親が証人として出廷し、両親が娘に対して無理に介入しないようにしていた関係だったと明かしました。
この事件は2023年7月、札幌・ススキノのホテルで男性が殺害されて首を切断されたもので、田村瑠奈被告ら親子3人が逮捕・起訴されています。
このうち、殺人ほう助などの罪に問われている父親の修被告の裁判員裁判は、29日に5回目を迎え、弁護側の証人として母親の浩子被告が出廷しました。
浩子被告は普段の瑠奈被告との接し方について「激しく怒ると止められず、自分で自分に燃料を投下するように怒るので、離れて落ち着くのを待った」などと話し、瑠奈被告の精神状態が不安定になり、「ちょっと出て行って」と言われた際には、修被告と外で待つなど介入しすぎないよう接していたことを明らかにしました。
一方で、瑠奈被告が過度な要求をした際には、2人が断ったり注意をしたりしたこともあったとしています。
浩子被告の証人尋問は30日も続く予定です。