“はかない雪像”重機でイッキに解体「これもひとつの見どころかな」雪に埋もれた車の画像が大バズリ…北海道でしか見られない“映える”雪景色
2025年02月12日(水) 17時05分 更新
11日までさっぽろ雪まつりが行われ、多くの観光客で賑わっていた大通公園です。一夜明けた12日は、朝から撤収作業が行われていました。
そこで、北国ならではの雪の景色を求める人たち“バズる”北海道の雪景色にフォーカスを当てます。
■はかない雪像、一気に解体
今年も大通、つどーむ、すすきのの各会場合わせて、およそ232万人もの観光客が訪れ、北国ならではの雪の祭典を楽しんでいました。
一夜明けて…
・馬場佑里香記者
「精密に作られた赤れんが庁舎、その解体がいま始まりました」
12日午前10時、大通西7丁目のHBC広場ではさっそく雪像の解体が始まりました。
周囲にはその様子をカメラに収める人、人、人…。
・京都から
「こんなあっという間に崩れてしまうのは、ちょっとはかない感じ」
「解体が見たくてきょうの日程を組んできた、京都ではこれだけの雪見ることないのでそれだけでも感激」
・広島から
「できあがっているものばかり見てきたので、これもひとつの見どころかなと思ってまた来てみたい」
地上12メートル、製作作業にあたったのはのべ3200人、28日間かけて製作された大雪像ですが、どんどん崩されていき、数時間で大きな雪の塊となりました。
■他にもある北海道でしか見られない“映える”雪景色
観光に訪れた人が求めるのは、北海道でしか見られない映える雪景色。
先月28日、大雪が降る前には、雪が少なかった札幌市を離れ、岩見沢市を訪れる中国人観光客の姿も見られました。
地元の人には見慣れた街角でも、外国人には雪に覆われたマチは興味深い光景です。
・中国から
「札幌に雪がなくてここに来た」
■雪に埋もれた車の写真が大バズリ
そして今月4日には、北海道東部を中心に、記録的な大雪となり、帯広市では24時間で124センチもの雪が降り積もりました。
そんな中、投稿されたある写真が大バズりしていました。
「このポコってしてるの全部車ですよ」
帯広市内で撮影された風変わりな雪景色の表示回数はおよそ475万回、11万以上の「いいね」がつきました。
・撮影したnishiさん
「職場の建物の窓から見下ろした駐車場の様子、投稿してから半日くらいしてからだんだんスマホの通知、振動が止まらなくなりまして、何が起きてるのかと思ったら全部Xのいいねとか、リツイートの通知、大雪になるとこんなことになっちゃうんだと北海道のすごさが伝わったのかなと、ちょっとうれしかったりする」
国内外から、北海道らしい景色を求めて多くの人が訪れています。
観光資源、地域活性化にもつながるか、北海道の“バズる”雪景色でした。