保釈金1000万円 知床沈没事故で起訴された桂田精一被告61歳が保釈…無言で頭を下げた7秒間 釧路刑務支所
2024年10月11日(金) 20時11分 更新
2022年、北海道知床沖で観光船が沈没し、26人が死亡・行方不明になった事故で、起訴された桂田精一被告61歳が、11日保釈されました。
ナギーブ モスタファ記者
「午後0時すぎです。桂田精一被告が勾留されていた釧路刑務支所から出てきました」
26人が死亡・行方不明になった知床沖の観光船沈没事故で、業務上過失致死の罪でおととい起訴された知床遊覧船の社長桂田精一被告。
11日保釈されると、報道陣のカメラに向かっておよそ7秒間、頭を下げました。
ナギーブ記者
「桂田被告が深々と頭を下げています」
記者
「遺族に一言無いですか」
そのまま無言で車に乗り込み釧路刑務支所を後にしました。
関係者によりますと、保釈金は1000万円です。
今回の保釈の決定については、10日、検察が不服を申し立てる準抗告をしましたが、裁判所が棄却していました。