“冬道の路面は刻々と変わる”ツルツル冬道運転の注意点…運転のプロが注意点を指摘「日陰や風の強い場所」路面凍結に注意
2025年01月21日(火) 17時17分 更新
札幌市の皆さんは、20日の朝に突然、姿を現わしたツルツル路面に驚いた人も多かったと思います。
そんな時に、注意したいのが冬道の運転です。
冬道講習で使われるくだり坂。時速40キロで急ブレーキを踏むと…。
「全然止まらない」
「滑りましたね…」
すぐには止まらず、車体は5メートルほどスリップしました。
暖かくなって雪が溶けたと思ったら、寒さで再び凍る冬の道、油断は禁物です。
貴田岡結衣記者
「危険が多い冬道運転をプロに教えてもらいます。」
札幌市北区の麻生自動車学校の高橋さんと一緒に21日、午前の札幌市内を走りました。
「注意ポイント」がすぐに現れます。
中通りから幹線道路に出る交差点です。
一時停止をしようとすると。
麻生自動車学校 高橋信貴 教官教務係長
「滑りましたね…。ほかの車が減速するためにブレーキをかけるので、雪や氷が磨かれて乾いた氷じゃなくてぬれた氷になる。そうなるとつるんと滑る」
また「日差しが当たらない場所」や「風の強い場所」は路面凍結が起こりやすく路面に合わせた運転が必要です。
麻生自動車学校 高橋信貴 教官教務係長
「路面は日陰になっているからとけていない状態。対向車線はとけている。同じ道路でありながら左と右では全然違う路面」
冬道運転で避けたいのが急ブレーキ、急ハンドル、急加速の「3つの急」です。
麻生自動車学校 高橋信貴 教官教務係長
「冬道は路面の表情が刻一刻と変わっていきます。あすはわが身という気持ちで私も運転してます」
雪道は、予想以上に滑る、自覚を持った運転が大切です。