夫の暴力を親族に相談したことに“逆上”70代妻の顔面を蹴り髪をつかむなど暴行 傷害容疑の71歳男「暴力を振るってけがをさせた」北海道旭川市
2024年10月27日(日) 10時42分 更新
26日夜、北海道旭川市で、70代の妻の顔面などを蹴ってけがをさせたとして、71歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、旭川市東光に住む71歳の無職の男です。
男は26日午後7時ごろ、自宅で70代の妻の顔面や手を何度も蹴ったり、髪の毛を引っ張ったりする暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
妻は皮下出血する傷を負い、すぐに自ら警察に「夫から暴力を受けた」という申告しました。
警察は被害を確認し、27日未明、男を緊急逮捕しました。
警察によりますと、男は妻と2人暮らしで、事件当時、男は酒を飲んでいました。
取り調べに対し、71歳の無職の男は「妻に暴力を振るってけがをさせた」と話し、容疑を認めているということです。
また動機については、過去に暴力を振るったことを妻が親族に相談したことに腹を立てたという趣旨の話をしているということです。
この男をめぐっては、警察にも相談歴があったということで、警察は男が妻に日常的に暴力を振るっていなかったどうかなど余罪の有無を調べています。