クロスカントリースキーのタイムレース訓練中に40代2等陸曹が死亡 訓練開始10分後に体調不良訴えて病院搬送 陸上自衛隊は死亡原因を確認中
2025年01月29日(水) 20時27分 更新
29日午前、北海道の陸上自衛隊東千歳駐屯地で勤務する40代の2等陸曹がスキー訓練中に死亡しました。
死亡したのは、陸上自衛隊東千歳駐屯地の第11普通科連隊に所属する40代の2等陸曹です。
第11普通科連隊は29日午前9時半過ぎ、北海道大演習場東千歳地区でクロスカントリースキーのタイムレース訓練を実施。
2等陸曹は訓練開始から約10分後の午前9時45分ごろ、体調不良を訴えた直後に倒れ、病院に運ばれましたが、死亡しました。
陸上自衛隊によりますと、2等陸曹が死亡した原因は確認中で、けがなどはなかったということです。
2等陸曹の死亡を受けて、第11普通科連隊の太田光1等陸佐は「この度、訓練中の隊員が亡くなられたことは、痛恨の極みであり大変重く受け止めています。またご遺族の方に対し、心から哀悼の意を表します。今後は細部の調査結果を踏まえ、再発防止策を講じ、安全管理に万全を期していく所存です」とコメントしています。