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「トンネル内でハイビームで停車している」呼気検査で基準値の5倍のアルコール、元Jリーガーの34歳の男「間違いありません」
2024年07月10日(水) 19時23分 更新
![酒気帯び運転の疑いで兼田亜季重容疑者を逮捕した豊平警察署](./picture/9efec998ab9d909499a13b1789b5d242L.jpg)
酒気帯び運転の疑いで兼田亜季重容疑者を逮捕した豊平警察署
10日未明、札幌市豊平区で酒を飲んで車を運転したとして、34歳の元Jリーガーの男が逮捕されました。
酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは、札幌市清田区に住む会社員で、元Jリーガーの兼田亜季重容疑者34歳です。
兼田容疑者は、10日午前4時半ごろ、札幌市豊平区羊ヶ丘にあるトンネル内の市道を、酒気を帯びた状態で乗用車を運転した疑いが持たれています。
警察によりますと、兼田容疑者は当時、トンネル内に車を停車させていたため、通りかかった車の運転手が不審に思って声を掛けようと近づくと、突然、車を発進させて、前にいた車に衝突したということです。
衝突させられた車の運転手が「羊ヶ丘通のトンネル内で車がハイビームで停車している」と警察に通報。
駆け付けた警察が兼田容疑者に声をかけたところ、酒臭かったため呼気検査すると、基準値の5倍のアルコールが検出され、兼田容疑者をその場で逮捕しました。
取り調べに対し、兼田容疑者は「飲酒運転したことに間違いありません」と話し、容疑を認めているということです。
兼田容疑者がなぜ、トンネル内で停車していたかはわかっていません。
警察は、兼田容疑者がいつ、どこで、どのくらいの酒を飲んだのかなど、当時の状況を調べています。
兼田容疑者は、アビスパ福岡や大分トリニータなどに所属していた元Jリーガーで、2018年に現役選手を引退していました。