【黄砂情報】11日(金)~13日(日)九州・中国・四国など西日本に飛来予想 体調や洗濯物の管理に注意《気象庁・最新シミュレーション》
2025年04月10日(木) 14時59分 更新

13日午後9時の黄砂予想(気象庁)
気象庁によりますと、11日(金)と13日(日)に西日本や南西諸島に黄砂が予想されます。特に13日は、少し霞んだ空になるかもしれません。
黄砂は、東アジアの「ゴビ砂漠」「タクラマカン砂漠」などで、強風や強い上昇気流によって吹き上げられた砂やちりが、上空の風に乗って日本まで運ばれ、落ちてくる現象です。
春は、上空の強い風(ジェット気流)が大陸から日本列島を通るようになるため、黄砂は春に観測されることが多いです。
また大陸から低気圧が発達しながら近づく際に、黄砂も一緒に運んでくることもあります。
黄砂の飛来によって、目や鼻、皮膚などのアレルギー症状との関連で、目のかゆみや、鼻水、くしゃみなどを引き起こすことがあると報告されています。体調や洗濯物の管理に注意してください。
◇HBCウェザーセンター:児玉晃 気象予報士