酒気帯び運転をしたとして陸自の陸士長3人が12か月の停職処分 同乗していた同僚も停職2か月に 陸上自衛隊美幌駐屯地
2025年03月31日(月) 14時40分 更新

北海道美幌町の陸上自衛隊美幌駐屯地に所属する20代の自衛官3人が飲酒運転をしたとして、12か月の停職処分を受けたほか、飲酒運転と知りながら車に同乗していたとして、同僚の自衛官1人も停職処分を受けました。
懲戒処分を受けたのは、美幌駐屯地の第6即応機動連隊の21歳から22歳の陸士長4人です。
このうち、陸士長3人は、2023年9月17日、北見市内で酒気を帯びた状態で、それぞれ車を運転したとして、停職12か月の処分を受けました。
また、飲酒運転と知りながら、この車の1台に同乗していた同僚の陸士長1人も、停職2か月の処分を受けました。
陸上自衛隊によりますと、9月17日、警察から自衛隊の部隊に連絡があり飲酒運転が発覚し、その後、4人のうち数人が道路交通法違反による刑事処分として罰金刑を受けたということです。
自衛隊の聴き取り調査に対し、陸士長4人は「関係者に迷惑をかけたことを深く反省しています」と話し、酒気帯び状態で車を運転した陸士長3人については、依願退職の意向だということです。
処分を受けて、第6即応機動連隊長の中津健士1等陸佐は「今後このような事案を起こすことがないよう、隊員に対する教育を徹底してまいります」とコメントしています。