飲食店で食事の39人「ノロウイルス」食中毒判明 店員介して食材に汚染か 店員は事前に体調不良訴えたが…北海道札幌市
2024年12月30日(月) 16時37分 更新
20日に北海道札幌市の飲食店で提供された料理を食べた39人が、食中毒を起こしていたことがわかりました。
札幌市保健所によりますと、20日に札幌市中央区の「海鮮個室酒場伊まり 大通駅前店」で、刺身などを食べた20代から60代の男女39人が、下痢などの症状を訴えました。
このうち16人が通院しましたが、いずれも快方に向かっているということです。
全員共通して食べたのがこの店の料理で、患者の便からノロウイルスが検出されたことから、保健所は、食中毒と断定し、店に30日から5日間の営業停止を命じました。
20日に、調理スタッフの1人が体調不良を訴えましたが、店はスタッフを勤務させていて、保健所は、調理の過程でスタッフから食品がノロウイルスに汚染された可能性があるとみています。