ドローンで動物の「熱」を追跡 札幌市南区でヒグマの春期管理捕獲事業
2025年03月30日(日) 17時45分 更新
Nスタで放送
30日、人里に出没するヒグマを減らすための春の管理捕獲事業が、札幌市南区の国有林で行われました。
ヒグマの「春期管理捕獲事業」は、北海道が、ヒグマ対策の人材育成と、人里への出没の抑制を目的に、各地で実施していて、札幌市内では今月1日から行われています。
30日は、南区の国有林で行われたドローンやバギーを使った大規模な捕獲の様子が公開されました。
北海道猟友会札幌支部 玉木康雄 理事
「朝方さらっと降った雪のおかげで(ヒグマの)足跡の追跡が容易です。30日はドローンも併用した広域展開作戦なのでドローンは動物の熱源を探知して追跡します」
そのドローンで撮影した映像です。
左側の緑の点が動物の体温を感知した表示で、右側の実際の映像でそれがエゾシカ3頭だと確認できます。
30日の捕獲事業ではヒグマの捕獲はありませんでしたが、若手の30代2人を含むハンター13人が参加しました。