門限を過ぎても駐屯地に戻らず…翌日、捜索中の同僚隊員が発見し保護 36歳の男性自衛官を減給処分 北海道・幌別駐屯地
2024年12月09日(月) 10時59分 更新
去年6月、北海道登別市にある陸上自衛隊幌別駐屯地に所属する36歳の男性自衛官が、門限を過ぎても駐屯地に戻らなかったとして陸上自衛隊は、この男性自衛官を減給の懲戒処分としました。
懲戒処分を受けたのは、幌別駐屯地第13施設群に所属する3等陸曹で36歳の男性自衛官です。
第3施設団によりますと、男性自衛官は去年6月10日、休日だった土曜日に外出したまま、門限の午前0時を過ぎても戻らず行方不明になりました。
男性自衛官が戻っていないことに気づいた同僚らが携帯電話を鳴らしてもつながらなかったため、同僚らが捜索し、翌11日に登別市外の立ち回り先で男性自衛官を発見し保護しました。
第3施設団は、男性自衛官が駐屯地に戻らなかった理由を明らかにしていませんが、男性自衛官を減給10分の1、1か月の懲戒処分としました。
処分について男性自衛官は「深く反省している」と話し、引き続き任務を継続していく意向だということです。
第13施設群の橋本隆之郡長は「この度の事案を受け、同種事案が再び発生することがないよう隊員の心情把握および服務指導の徹底に取り組んでいく」とコメントしています。