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香典問題のほかにも…市長当選後に3000人以上にお礼の手紙 公職選挙法に抵触するおそれ 北海道釧路市の鶴間秀典市長

2025年03月25日(火) 13時58分 更新

北海道釧路市 鶴間秀典市長(24日の会見 釧路市役所)
北海道釧路市 鶴間秀典市長(24日の会見 釧路市役所)

 北海道釧路市の鶴間秀典市長が、去年8月、後援会関係者の葬儀後に香典を渡していた問題で、新たに去年10月の市長当選後も後援会の関係者3000人以上にお礼の手紙を送っていたことが分かりました。



鶴間市長は、北海道議会議員だった去年8月、公職選挙法で禁止されているにもかかわらず、後援会関係者の葬儀後に香典として1万円を手渡していました。





24日に開かれた会見では、去年10月に行われた釧路市長選の市長当選後にも、後援会関係者に3000人以上に当選のお礼の手紙を郵送していたことや、旧阿寒町議会議員に当選した2002年以降から20年以上にわたって地元町内会や神社へ選挙期間中に提供を受けた酒を寄付していたことも明かしていました。

いずれも選挙後の挨拶行為の制限、寄付の禁止を定めた公職選挙法に抵触するおそれがあります。





会見で、鶴間市長は公職選挙法に抵触する可能性について知らなかったとしたうえで「すべて私がやったことでこれについて何ら弁解することはない、判断は市民の皆様にお任せします。政治家として甘い認識もあった、本当に深く反省しています」と述べました。

一方で、辞職については「全く考えていません」と否定しました。

北海道ニュース24