八雲町5人死亡事故 トラック運転手勤務の会社と乗客遺族の間で和解成立 遺族2人に対しそれぞれ約4100万円支払うことで合意 函館地裁
2025年03月11日(火) 12時07分 更新
2023年、北海道南部の八雲町で、トラックと都市間高速バスが衝突し5人が死亡した事故で、損害賠償を求めていた乗客の遺族とトラック運転手が勤務していた会社の間で、和解が成立していたことがわかりました。
函館地裁に訴えを起こしていたのは、死亡したバスの乗客の親族2人で、トラック運転手が勤務していた「日本クリーンファーム」に対し、それぞれ約5800万円の損害賠償を求めていました。
訴訟記録によりますと、2024年6月、函館地裁が両者に和解を打診し、会社側が遺族2人に、それぞれ約4100万円を支払うことで合意したということです。
事故を巡っては、警察が死亡したトラックの男性運転手を過失運転致死傷の疑いで、容疑者死亡のまま書類送検しています。
会社側と遺族側は取材に対して、コメントを控えるとしてます。