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北海道下川町のほぼ全世帯で断水続く 水道管の水漏れ場所特定できず、復旧の見通しが立たない状況…小学校は臨時休校、飲食店も休業やむを得ず

2025年03月11日(火) 16時16分 更新

北海道北部の下川町で10日に発生した断水は今も続いています。

原因は水道管の水漏れとみられています。

10日夕方、下川町の浄水場で水位が低下する不具合が発生し、町内ほぼ全ての約1500世帯で現在(11日午後5時)も断水が続いています。



町は、11日朝から役場前で町民に飲料水を配布しています。



町民
「風呂と、お水をたくさん飲ませてあげられないのが大変」
「一刻も早く(水が)出てほしい」



この断水で、小学校は11日から臨時休校となりました。

手作りのビールを提供するビアスタンドも臨時休業です。



しもかわ森のブルワリー 中村隆史 代表
「(ビールの)仕込みの最中で赤い水が出てしまったので、そこで中断して、作っていたものは一旦全て廃棄することになった」
「まず復旧しないことには、洗い物などもできないので、休業するしかないかなと」



町は11日、2時間ずつ3回、水道を使える時間を設けましたが、町民には節水を呼びかけています。



町によりますと、浄水場の水位低下の原因は水道管からの水漏れとみられていますが、その場所がいまだわかっておらず、復旧のめどは立っていません。

北海道ニュース24