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札幌ススキノの路上で利用していた飲食店の40歳男性スタッフに暴行、傷害容疑で42歳カナダ人の男を逮捕「何も言いません」被害男性は「身に覚えがない」

2024年08月30日(金) 18時48分 更新

傷害容疑でペイマン・セバスチャン容疑者を逮捕した札幌中央警察署
傷害容疑でペイマン・セバスチャン容疑者を逮捕した札幌中央警察署

30日未明、札幌ススキノの歩道上で、40歳の男性に体当たりするなどの暴行を加えてけがをさせたとして、42歳のカナダ人の男が逮捕されました。

傷害の疑いで逮捕されたのは、職業不詳の42歳のカナダ人の男です。

男は30日午前3時40分ごろ、札幌市中央区南3条西6丁目の路上で、40歳の男性に対し背後から体当たりして転ばせて、男性の頭に軽いけがをさせた疑いが持たれています。

警察によりますと、男は事件の直前まで、被害にあった男性が勤める飲食店を1人で利用していたとみられていて、男性が退勤して店を出てから、路上で何らかのトラブルに発展したということです。

その様子を目撃した人が、「殴り合いの喧嘩をしている」と警察に通報し、駆け付けた警察官が男をその場で逮捕しました。

逮捕された42歳のカナダ人の男は酒に酔っていて、取り調べに対し「何も言いません」と、通訳を介して話しているということです。

一方、被害にあった男性は、暴力を振るわれた原因について「特に身に覚えがない」などと話し、店内でのトラブルについては否定しているということです。

警察は2人が、トラブルに至った詳しいいきさつを調べています。