スティックコーヒーに混ぜて大麻を密輸入か 札幌のアメリカ国籍の英会話講師(51)逮捕「自分で使う目的」などと容疑認める
2025年03月13日(木) 15時51分 更新

2024年11月、国際郵便でアメリカから大麻を輸入したとして、札幌に住むアメリカ国籍の男が逮捕されました。
大麻取締法違反の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区に住むアメリカ国籍の英会話講師、デナウィツ・マイケル・デイビット容疑者(51)です。
警察と函館税関札幌税関支署によりますと、デイビット容疑者は、2024年11月11日、国際郵便を利用して、アメリカから日本国内に大麻0.93グラムを密輸入した疑いが持たれています。
11月13日、羽田空港を管轄する横浜税関川崎外郵出張所の職員が、輸入検査で大麻を発見。
大麻は、段ボールの中のスティックコーヒーの中に、混ぜ込んであったということです。スティックコーヒーの中に混ぜてあった大麻(提供:函館税関札幌税関支署)
警察と税関による共同捜査で、発覚から約4か月後の3月6日、大麻取締法違反の疑いでデイビット容疑者を逮捕しました。
また、函館税関札幌税関支署は、13日、関税法違反の疑いでも、デイビット容疑者を検察庁に告発しました。
警察の調べに対し、デイビット容疑者は「日本で大麻が使えないことはわかっていたのに、大麻を送るように頼んだ」「自分で使う目的だった」などと話し、容疑を認めているということです。