中川郁子元衆議院議員が次の衆院選不出馬の意向を自民党本部に伝える 元農水大臣の中川一郎氏と、元財務大臣の中川昭一氏を輩出した「中川王国」の終焉か
2025年02月14日(金) 11時30分 更新
2024年の衆議院選挙で落選した、自民党の中川郁子元衆議院議員が、次の衆院選に出馬しない意向を固めたことが関係者への取材でわかりました。
中川郁子元衆院議員は、次期衆院選の公認候補予定者となる自民党北海道11区支部の支部長に再任される意思がないことを、今週、党本部と支部に伝えたということです。
不出馬の意向を受け、北海道11区支部の喜多龍一支部長代行は「支部内で早急に情報を共有し、支部長の選任を進めたい」としています。
十勝地方が選挙区の北海道11区は、農水大臣などを務めた中川一郎氏と、長男で財務大臣などを務めた中川昭一氏を輩出したことから「中川王国」と呼ばれてきました。
郁子氏は夫の昭一氏が死去したことを受け、2012年の衆院選で初当選。
3期務めましたが、今回の不出馬で「王国」の終焉となるのか注目が集まります。