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テーブルや杖で殴打され54歳娘と70代妻が負傷 知人を通じて警察に通報…酒に酔って口論の78歳の男「杖で殴ったが、テーブルで殴った記憶はない」
2024年09月19日(木) 16時16分 更新
傷害容疑で78歳の無職の男を逮捕した苫小牧警察署
18日夕方、北海道むかわ町で、54歳の娘と70代の妻に対し、折りたたみテーブルや杖で殴打しけがをさせたとして、78歳の男が逮捕されました。
傷害の疑いで逮捕されたのは、むかわ町米原に住む78歳の無職の男です。
男は、18日午後5時半から5時40分までの間、自宅で54歳の娘の頭を木製の折りたたみテーブルで殴った他、娘と70代の妻に対し、杖で殴るなど暴行を加え、けがをさせた疑いが持たれています。
娘と妻は頭を切るなどのけがをしましたが、命に別状はないということです。
2人から話を聞いた知人が警察に通報し、警察は男から事情を聴き、容疑が固まったとして19日朝、男を逮捕しました。
警察によりますと、事件当時、男は酒に酔い娘たちと口論になっていたということです。
取り調べに対し、78歳の無職の男は「2人を杖で殴ったが、娘をテーブルで殴った記憶はない」と話し、容疑を一部否認しているということです。
この家族をめぐっては、これまでに相談やトラブルがあったという情報はないということで、警察は事件の詳しい経緯を調べています。