【卒業アルバムから情報漏えいか】北海道内の小中高校119校、9729人分 印刷会社がサイバー攻撃受け…11日札幌市の9500人に続き漏えい拡大のおそれ
2025年04月14日(月) 17時13分 更新

北海道教育委員会は14日、道内の高校や小中学校で卒業アルバムのデータが外部に漏えいした可能性があると発表しました。11日には札幌市立の小中学校で同様の被害があり、ともに宮城県の会社に印刷を委託していました。
漏洩の可能性があるのは、道内の高校・特別支援学校・小学校・中学校・義務教育学校合わせて119校の、2023年度の卒業アルバムに掲載された、児童生徒の氏名や写真など9729人分です。
業務の委託を受けた宮城県の印刷会社のサーバーが去年7月にサイバー攻撃を受け、情報が漏洩した可能性があるとみられています。
これまでのところ、二次被害は確認されていません。
11日には、札幌市教育委員会から市立の小中学校あわせて100校で、2023年度の卒業アルバムに掲載された児童・生徒の9486人分の情報が漏洩した可能性があると発表されていて、同じ宮城県の印刷会社に業務を委託していました。