詐欺容疑で書類送検の宗教法人代表ら3人を不起訴 競売を隠し永代供養料など50代女性ら2人から200万円を受け取り…遺骨残したまま閉鎖 札幌地検
2024年11月14日(木) 21時03分 更新
札幌市東区で納骨堂を運営していた宗教法人の代表ら3人が詐欺の疑いで書類送検された事件について、札幌地検は12日付で3人を不起訴処分としました。
不起訴処分となったのは、札幌市東区の納骨堂「御霊堂元町」を運営し事実上経営破綻した宗教法人「白鳳寺」の代表ら3人です。
納骨堂「御霊堂元町」(札幌市東区)
3人は、納骨堂が競売にかけられていたことを隠して、2022年8月に50代の女性ら2人から永代供養料などとして、合わせておよそ200万円をだまし取ったとして、今年6月に書類送検されていました。
納骨堂は、遺骨を中に残したまま閉鎖されました。
札幌地検
札幌地検は、代表ら3人を不起訴処分にした理由について明らかにしていません。