「土曜日の時点で死んでいたが、本日まで放置していた」自宅アパートに女性の遺体、64歳の無職の男を逮捕…遺体は男の母親とみて捜査「死体遺棄というのは、埋めたり、隠したりすることだと思っていた」 札幌市東区

2024年07月23日(火) 00時16分 更新

女性の遺体が放置されていた高橋容疑者の自宅アパート

　札幌市東区の自宅アパートに女性の遺体を放置したとして、64歳の男が逮捕されました。遺体は、男の母親とみられています。

　死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、札幌市東区の無職 高橋健一容疑者64歳です。
　高橋容疑者は22日、自宅アパートの寝室に女性の遺体を放置した疑いが持たれています。
　警察によりますと、22日午前、高橋容疑者から「土曜日の時点で死んでいたが、本日まで放置していた」などの旨の119番通報を受け、消防が警察に連絡。
　駆け付けた警察官が寝室の布団の上に横たわる遺体を確認、高橋容疑者から事情を聴くなどし、同日夜、逮捕しました。
　高橋容疑者は母親と２人暮らしで、遺体は母親とみられています。
　取り調べに対し、高橋容疑者は「死者は母親である。死体遺棄というのは、埋めたり、隠したりすることだと思っていた」などと話し、おおむね容疑を認めているということです。
　遺体は腐敗していて、警察は死因や亡くなった時期などを調べています。