札幌市内を含む路線バスで大規模「減便」440便、北海道中央バスで過去2番目「運転手不足や路線維持のため」4月ダイヤ改正に理解求める
2025年02月06日(木) 19時26分 更新
生活の足にまた、大規模な「減便」の波です。北海道中央バスは、4月のダイヤ改正で行う路線バスの廃止と減便を発表しました。その数、あわせて440便に上ります。
北海道中央バスによりますと、4月1日のダイヤ改正で札幌市南区の地下鉄真駒内駅と駒岡小学校を結ぶ「駒岡線」や東区の「栄町篠路線」など9つの路線・151便を「廃止」に。
また、札幌市や小樽市、空知管内の78路線で、平日の289便を「減便」する方針を発表しました。
両者をあわせた440便は、北海道中央バスが運行する路線バス全体のおよそ6パーセントにあたり、過去2番目の大規模な減便です。
会社は2月中に北海道運輸局への届け出を終えるとしたうえで、「運転手不足や今後の路線維持のために利用者が比較的少ない便などに実施する」として利用者に理解を求めています。