北海道 都道府県では全国2例目のカスハラ防止条例制定へ 北海道議会の超党派が議長に条例案を提出
2024年11月18日(月) 16時38分 更新
客からの暴言などの迷惑行為「カスタマーハラスメント」の防止について、北海道議会の超党派が、議長に条例案を提出しました。都道府県で2番目の防止条例となる見通しです。
「カスタマーハラスメント」いわゆる「カスハラ」は、顧客が従業員などに対して、暴言を吐いたり不当な要求をしたりする迷惑行為です。
道議会の全6会派が、11月18日に提出した条例案では、「従業者等をカスタマーハラスメントから保護し良好な就業環境を守るために適切な対応を行うことが重要」とする基本理念のほか、道が防止に向けた指針を定めることなどを盛り込んでいます。
条例違反の罰則規定は設けていません。
カスハラ防止条例は、26日に始まる道議会に提出され、可決されれば東京都に次いで都道府県で2番目となります。