ファイターズが3度目の紅白戦 ルーキーたちが実戦参加!新庄監督もご満悦
2025年02月15日(土) 18時27分 更新

沖縄・名護で行われている、ファイターズの春季キャンプもいよいよ後半に突入。
第4クール初日の15日に行われた3度目の紅白戦には、今年のルーキーたちが初めて出場しました。ドラフト4位ルーキー・浅利太門投手(22)
白組の先発マウンドに上がったのはドラフト4位ルーキー、明治大出身の浅利太門投手(22)。
1番・五十幡を初球でレフトフライに仕留めると、2番・矢澤はショートゴロ、3番・清宮は詰まったレフトフライに打ち取り、わずか10球で三者凡退と、落ち着きのあるピッチングを披露しました。ドラフト4位ルーキー・浅利太門投手(22)
ファイターズ 浅利太門投手
「(キャッチャーの清水)優心さんがうまく変化球も使ってリードしてくれ、緊張もあったがうまく投げられた。真っすぐが持ち味だと思っているので活かしつつ、力みすぎないように意識して投げた」
「シーズン中には150キロは超える平均球速を出せるように、シーズンまで1か月の間に調整したい」ドラフト6位ルーキー・山城航太郎投手(22)
白組2番手として、浅利の次に投げたのはドラフト6位ルーキー、法政大学出身の山城航太郎投手(22)。
先頭打者の4番・野村を、帽子を飛ばしながら投げた135キロのスライダーで空振り三振に仕留めます。
5番・万波にはヒットを許しますが、6番・マルティネスをセカンドゴロのダブルプレーに打ち取り、こちらも三者凡退。
自己採点は60点と評価しますが、堂々としたピッチングで会場を沸かせました。ドラフト6位ルーキー・山城航太郎投手(22)
ファイターズ 山城航太郎選手
「とりあえず結果にこだわらないというか、相手のバッターも1軍で活躍しているので、打たれて当たり前くらいの、楽な気持ちで投げた」
「万波さんにレフト前に打たれたボールがすごくもったいなかったので、そこはしっかり気を引き締めて精度を高めていきたい」ドラフト1位ルーキー・柴田獅子投手(18)
一方、打線ではドラフト1位ルーキーで二刀流も期待される福岡大大濠高出身の柴田獅子投手(18)が、紅組9番・DHでスタメンに名前を連ねました。
3回に回ってきた第一打席。
「初球から行こうと思っていた」とピッチャー・玉井の初球をフルスイングも空振り。
それでも2球目の内角低めの直球を捉え、センターへ大飛球を飛ばします。
逆風の影響もあり、センターフライとなりましたが、ルーキーの見せた力のある打球に会場からは大きな拍手が送られました。
柴田は1打席のみで交代。投手としての登板はありませんでした。
試合後、新庄監督は「たらればではあるが、左中間のHRになりそうだった」「あともう1打席見たかった。自分の形でバットを振れるのはすごい。楽しみ。あのスイング見たらピッチャーはいいかなってなる」と笑顔でコメントしました。ドラフト1位ルーキー・柴田獅子投手(18)
ファイターズ 柴田獅子投手
「きのうから緊張感があったが、1打席終わって今はホッとしている。打った感触は悪くはなかったが、打球は伸びなかったのでパワー不足と感じた。悔しさはあった」
「あと少しで入ったかなと思うが、(実力は)まだまだと感じた。まずは今年1年間フィジカルを強化するのが目標なので、投手メインでバッティングもやる中で、数を打って技術的な部分(の習得も)目指したい」