札幌の市街地で今シーズン初めての積雪 北海道上空に12月上旬並みの寒気 北海道内各地で車の事故相次ぐ
2024年11月07日(木) 11時58分 更新
北海道の上空には12月上旬並みの寒気が入り、札幌の市街地にも今シーズン初めて雪が積もりました。
貴田岡結衣記者
「南区澄川駅に来ています。いまも雪が降り続いていて、足元は大変水が多く、べちょべちょした路面になっています」
札幌では、10月20日以来の雪が6日夜から降り始め、午前11時現在、4センチの積雪となっています。
札幌市民
「(雪を)置いといたら凍っちゃうから滑る。お年寄り歩くから」
中山峠では…。
金子将也記者
「中山峠にきています。店舗の前にある階段では、足首の高さまで埋まってしまうほど、雪が降り積もっています」
中山峠に来た人
「今年初の雪を体感して…いいですね、北海道」
雪は、日本海側を中心に断続的に降っていて、7日朝はタイヤ交換に追われる人も…。
留萌市民
「とうとう来たなという感じ…」
また、初雪が、6日夜に釧路で、7日朝、函館と室蘭で観測されました。
7日朝は寒さも厳しく、マイナス3.6度まで冷え込んだ十勝地方の芽室町では、木々に雪が積もり真冬の装いに変わりました。
一方、千歳市内の道央自動車道では、午前9時ごろ函館方面に向かう上り車線で、乗用車どうしの追突事故がありました。
この事故では、2人が首の痛みを訴えて病院に運ばれました。
また、帯広の十勝大橋などでも事故が数件相次ぎ、警察は、早めのタイヤ交換や急ブレーキを避けた運転を呼びかけています。