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北海道新幹線「後志トンネル」工事現場でコンクリート崩落 63歳男性作業員が一時下敷きに…負傷し病院搬送、意識あり

2025年02月25日(火) 20時05分 更新

建設が急がれている北海道新幹線の工事現場で事故です。



25日午前11時すぎ、小樽市天神にある北海道新幹線・後志トンネルの工事現場で作業員から「トンネルの天神坑口で崩落事故によりけが人が1名発生した」と消防に通報がありました。

馬場佑里香記者
「事故があった工事現場です。現在シャッターは閉められていて中は見えません。中では土砂が抜け落ちた先端部分を固める作業をしているということです」



後志トンネルは、小樽駅と倶知安駅の間にある全長約18キロのトンネルで、天神工区は小樽側の入り口に位置しています。

建設主体の鉄道・運輸機構や警察などによりますと、事故現場は入り口からおよそ3.5キロのところで、切羽と呼ばれるトンネルの掘削の先端部でした。



作業員4人で掘削の先端にコンクリートを吹き付ける作業をしていたところ、1立方メートルほどの大きさのコンクリートが落下し、63歳の男性作業員が一時、下敷きになりました。



男性作業員は、病院に運ばれましたが意識はあるということです。

現在、工事は中断していて警察が事故の原因を調べています。

北海道ニュース24