「還付金がある」市役所や金融機関の職員を名乗る男ら「カードが古くなったので交換する」80代女性がキャッシュカードを渡し120万円詐取被害に　札幌市北区

2024年09月25日(水) 12時46分 更新

特殊詐欺事件として捜査している札幌北警察署

24日、札幌市北区に住む80代の女性が、市役所や金融機関の職員を名乗る男らにキャッシュカードをだまし取られ、現金120万円が引き出されました。警察は詐欺事件として捜査しています。

警察によりますと、24日、札幌市北区に住む80代の女性宅に、市役所の年金課の職員を名乗る男から「還付金がある」などと電話がありました。

その後、金融機関の職員を名乗る男からも「キャッシュカードが古くなったので交換する」と電話があり、女性は、家を訪れてきた男にキャッシュカード複数枚を渡し、暗証番号を伝えてしまったということです。

不審に思った女性は郵便局に事情を説明し、郵便局の担当者から警察に「カードを知らない人に渡してしまった女性がいる」と通報しましたが、すでに口座から現金120万円が引き出されていたということです。

警察によりますと、女性宅を訪れた男は、20代～30代くらいで、白いワイシャツに黒いズボンを着用し、長髪でメガネをかけていたということです。

警察は、詐欺事件として捜査しています。